台湾旅行記(3)二日目

二日目の朝。

今回のホテルの部屋はなんと窓がなく(^^;外の天気がわかりません。
香港や台湾などはそういうホテルも多いらしい…。
部屋の広さを考えたら文句は言えません。

台湾リピーターの方より、朝ご飯はホテルの朝食より絶対外の屋台やお店で!と言われたので、とりあえず身支度して外に出かけました。
ちょうどホテルの近くに「永和豆漿大王」と書かれた看板が。
これはガイドブックなどに載っていたお店かな?ということで、ここで朝ご飯を取ることに決定。
とりあえず鹹豆漿(塩などで味付けた温かい豆乳スープ)と油條(細長い揚げパン)を食べました。
ラー油なども入り、朝から結構お腹にたまります。

その後ホテルで朝食県がせっかくあるからコーヒーでも飲むか…と朝食会場に行き、ついちょっとおかずを食べましたがあまりおいしくなく…。
次の日は食べなくていいやという結論に。

この日は午後から九份に行くことだけ決めていましたが、その他どこに行こう?ということで、洗濯だけして、乾燥機に洗濯物を放り込んでから出かけました。
結局、天気も悪くないので台北101タワーに行こうということで、MRTで一路101へ。
駅からタワーは直結しており、階下部分はショッピングモールやフードコートなどありました。
日本でも有名店の鼎泰豐もあったのですが、タワーから降りて空いてたら行こうということで、まずは展望台へ。

展望台へは大人500元。長男は学生かと聞かれて年齢を言ったら50元割引してくれました。
5階からエレベーターであっという間に89階へ。
展望台からははるか遠くの山々まで見渡せて、車などが本当に小さくて高さを感じました。
台北市は市の西側を川が流れており、それがまたいい景色で。
いい気分で記念写真なども買って(600元。まあまあの値段だった)、降りようとしたら出口は高級サンゴアクセサリーのお店を通過せねばならなくて…何だかなあでした(^^;

エレベーター出口の真正面に日本にもあるという「Mango ChaCha」のお店があったので、ちょっと小腹も空いていたのでマンゴーかき氷を。
カップは小さいけど、マンゴーがおいしかったです。氷もふわっふわでした。

そして地下に降りたら鼎泰豐が20分待ち!ここを逃してはなるまいと整理券を取り、待機列に加わりました。
その間にちょっとお土産など見て、気が付いたら呼び出しを受けていました。
このお店では小籠包のほかに、エビチャーハンとトマトと卵のスープ、小さな肉まんをいただきました。
小籠包もおいしかったですが、エビチャーハンもすごく美味!でした。

その後、モールをぐるっと一周した後、九份行きのバスに乗るために忠孝復興駅へ。
この駅からすぐのところにバス停があります。
駅を降りたら途端にタクシーの客引きが。
一人200元で乗り合いでいかないか、バスは90分、タクシーなら高速使うから40分だよとなかなかにしつこいおじさんたち。
ちなみにバスだと110元ほどです。
団体で行くならタクシーもありだけど、今回はバスに乗りたかったので、ことごとく無視してバスに乗りました。
バスは席が埋まったら発車(立っている人は加えない)。
満員なので、途中のバス停も通過で、途中までは直行便のような感じでした。
途中の郊外の町からは地元の人が乗り始めました。
九份に一番近い駅の瑞芳という駅くらいまでは乗ったり下りたりが多めでした。

瑞芳駅を過ぎてからは山道へ。かなり運転も荒っぽく、なかなかワイルドな体験を…。
20分ほど登ったあたりで運転手さんが「ここだよー」みたいに声をかけ始めたので、一斉にバスを降りました。
バス停は九份老街というところだったようです。
ここからは道を下りながら散策です。

狭い道の両側にはお土産屋さん、食べ物屋さん、雑貨屋さんがひしめき合い、日本語英語で声掛けをしてくる店員さんが多々。
遅い昼をたっぷり食べてきた私たちはあまりそそられるものもなく、ちょっとお土産を観たりしながら下っていきました。
ここでも雨は降らず、道すがら向こうには山のふもとの海岸線も見えてなかなかの絶景。
ちょうどよく、あたりもだんだん薄暗くなってきました。

だいぶ暗くなってから、よくガイドブックでも使われる写真スポットの階段の前に到着。
ものすごい人、人、人。
写真を撮るのも一苦労でした。何とか撮れたのがこの写真です。

 

せっかくなので、赤いランタンの風景を見ながらお茶でもしていこうと、テラスのあるお店でお茶を。
長男はタピオカミルクティー、私は水出しウーロン茶を頼んでしばし景色を楽しみました。

 

 

帰りはさらにバス便がなく、タクシーの客引きも激化。
しかも足元を見る300元。二人で600元。
これは痛い。
というところで、バスが来たのですが、結構満員。ただしふもとの瑞芳駅までなら乗っていいよということだったので、そこまで行って電車で帰ることに。
急な下り坂を踏ん張って駅に到着したら、台北行はこちら~とおじさんが誘導してくれたので、すんなりホームにつきました。
ちょっと電車は遅れてたけど、来たら席もガラガラで座れたし、電車であれば台北駅まで直通なのでらくちん。
電車の中の人の駅弁の箱をうらやましく眺めながらの旅もなかなか楽しかったです。

到着は21時過ぎ。
さすがにお腹がすいてきたので、ホテルに帰る道すがらの麵線という地元料理のお店に寄って軽く麵線を食べて帰りました。
台湾のお料理は味が濃くなくて優しくておいしいものが多いです。

これだけでは足りない長男は肉まんを買って帰りました。
その上、それだけでは足りなくて、ホテルに戻ってからまた肉まんを買いに単独で外へ。
間違えて豆乳も余計に買ってきてしまったのはご愛敬です(^^;

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